ラブコメがヤバイ。

ここのところ「ラブコメ」(と思われる)ジャンルの作品に立て続けにハマっています。
以前はそんなに興味があるジャンルではなかったはずなのですが。
そこで自分の中に発生した、吐き出したいお気持ちが大きかったので、久しぶりにこちらへつらつらと。

 

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件[アニメ]

otonarino-tenshisama.jp

 

この作品がきっかけですかねえ。
名前は知っていたのですが、想像していた話とはまったく違いました。天使のようにやさしいヒロインにただ甘やかされるような話かと。(ありがち)

 

主人公・周(あまね)とヒロイン・真昼はマンションのお隣同士ではあるものの、最初は距離があり。真昼も他人を近づけさせないような雰囲気がありました。

 

それが、エピソードを重ねていくごとに二人の距離が少しずつ縮まり、二人のやり取りがもどかしく、微笑ましく、もうニヤニヤしてしまう。中盤にはこれでつきあっていないっておかしくね?という状態になるのですがw 数話見てすっかりハマってしまいました。

 

二人ともつらい過去を抱えており、その過去を打ち明けても、しっかりと受け止め、受け入れてくる。隣に寄り添ってくれる。

 

二人の純粋な気持ちのやり取りに引き込まれる作品でした。アニメ版は最終回できれいに終わっていますし、おすすめです。いずれ原作小説でその後の二人の様子も追いかけたいですね。

 

ちなみに、テレビ放送時は延期があったり特番が挟まれたりは無かったのですが、作画が微妙な回があり。残念だなとつぶやいたら友人に「円盤買えばいいじゃん」(※アニメ作品はBD・DVD収録時に様々な修正が入る)と煽られ、ノせられて(言い訳)円盤マラソン中です。オーディオコメンタリー聞きたかっただけだしっ!

 

 

久保さんは僕(モブ)を許さない[アニメ]

kubosan-anime.jp

 

2023年冬アニメだったものの、感染症の影響で春アニメとして仕切り直しになった作品。現時点で最終回を見ておらず、原作も未読です。

 

ヒロイン・久保さんのかわいさにかなり振られている印象のある作品。アニメでは久保さんの声は花澤香菜さんですし、オープニングテーマも彼女の曲。

 

個人的には正直なところ、新鮮味が無いな、なんて思ってしまったのですが、本編を見ると納得の演技ですし、滅茶苦茶かわいい。そんなこと思ってごめんなさいと謝るしかない。

 

(たぶん)主人公、白石くんは他人から認識されづらいぐらい存在感が無い、まさにモブのような男の子ですが、なぜかたびたびちょっかいを出してくる久保さんの影響で少しずつ変わっていく。

 

少しずつ変わっていく二人、変わっていく二人の関係。コメディ寄りの作品ですが、二人の様子にキュンキュンします。モブのような男の子、まさにヒロインのような女の子と対照的ですが、二人ともピュアなんですよね。

 

原作漫画は先日完結したそうですが、アニメ版はどのように区切りをつけるのか。楽しみです。

 

 

僕の心のヤバイやつ[アニメ]

bokuyaba-anime.com

 

アニメは完結したばかり。

 

主人公・市川は中二的な言動や趣味で心に壁を作っている男の子。
ヒロイン・山田はモデルをやっているぐらい容姿端麗、でもちょっと変な女の子。

 

最初はなんかヤバイの始まったな、という印象だったのですが、二人の純粋な思いに、すぐに目が離せなくなりました。

 

山田はとてもやさしく、気がつく子なのに、周りは知らない、わかろうともしない。山田はそんな子じゃないと独り憤る市川。

 

市川の不器用なやさしさに気づき、彼のやさしさに何度も触れていくことで惹かれていく山田。

 

二人の不器用で、純粋な気持ちのやり取りに、何度も心震わされました。そういったシーンの演出も素晴らしく、アニメーションとしてもヤバイ。

 

山田が俺のことなんて好きになるはずがない、と嫌いになる理由を探してしまう市川のエピソードが好きです。最終回、弱さを見せた市川を正面から受け止め寄り添う山田も良かった……

 

2024年1月に二期も決まったそうで、非常に嬉しい。原作漫画も読み始めました。これも円盤欲しいな……押すなよ?背中を押すなよ!?

 

 

好きな子がめがねを忘れた[漫画]

magazine.jp.square-enix.com

anime.shochiku.co.jp

 

来期(7月)にアニメ化される作品。

 

昔、Twitterで読んだきり、すっかり忘れていました。連載作品になっていたとは。

 

アニメ化発表時のキービジュアルに心奪われ、某氏がおすすめしていたし、読んでみるかと軽い気持ちで読み始めたら魂を持っていかれました。まぶしい、まぶしすぎる。

 

主人公・小村くんの、隣の席の三重さんはド近眼なのにたびたびめがねを忘れてくる、ちょっと変わった女の子。滅茶苦茶かわいい(小村くんもあっという間に惚れる)、でもちょっと変。

 

三重さんの一挙手一投足に振り回される小村くんはドキドキ、読んでいるこちらまでドキドキ。

 

三重さんのちょっと変なところも面白くてかわいいのですが、何と言っても小村くんの三重さんに対するリアクション、言動、モノローグが面白すぎる。彼の面白すぎる語彙力に何度も吹き出しました。

 

そして、小村くんと三重さんの、二人の気持ち。この時間が、二人の時間がずっと続けばいいのに。でも時は待ってくれない、時間は二人に変化を求める。二人も、二人の関係も少しずつ変わっていく……

 

純粋な二人の気持ちのやり取りがまぶしい、わしにはまぶしすぎる。でも、二人が歩む先を見届けさせてくれ……(現在8巻まで読了)

 

アニメ版、制作会社は期待できるところだと思っています。いいアニメ化だといいなあ。

 

 

以上、ハマっているラブコメ作品でした。

 

なんとなく共通点を考えてみると、主役カップルの男性、主人公の自己肯定感の低さなのかな、と。上で挙げた作品はだいたいそう。

 

それが共感……もありますが。主役カップルを応援したい、見守りたいという気持ちになり、そういう作品は面白く感じているかなあ、なんて思いました。

 

昔、大ハマりした「アマガミ」というギャルゲー、あれの中多紗江スキBESTルートとか大好きだったんですよね。(わかる人だけわかれ)

 

勘違いされそうな気がしますが、自分は主人公に自己を投影して楽しんでいるわけではないということ。自己肯定感が低いから、自分を重ねやすいという話ではない。あくまで第三者視点で、見守るように楽しんでいる感覚です。

 

上記のアマガミをプレイする際も、主人公の後ろから眺めているような感覚でした。主人公=自分ではない。
(まあ、あの主人公は個性的すぎて、自分を重ねられるようなものではなかったw)

 

誰かに認められたい、受け入れられたいという欲求があるのは否定しませんが……

 

そんな感じで、ラブコメを楽しんでいますが、つらく、しんどく、あまりに醜い現実(リアル)に意識が戻った瞬間に身体は爆発四散し、まぶしすぎる光に魂は消し飛び、チリも残らないというのを繰り返しつつ。皆様はご自愛ください。