2020年春期、期待作が延期されてしまったり、面白くなってきたと思ったら放送中止となってしまったり、大変なクールでしたが。
予定通り放送されて(えらい!)楽しませてくれた作品はありましたし、予想外に楽しめた作品もあり、そこそこ充実したクールでした。
はめふらこと、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」
なんか最近こういうジャンルが来てるそうで。もうちょっとアンテナを広げなければ。
何はなくとも主人公・カタリナのキャラがすごい。
その人柄で周りのキャラをどんどん巻き込んで、ぐいぐいストーリーを引っ張っていく。その様子が見ていて気持ちのいい作品でした。続編も決まったようで、楽しみです。
冬目景先生の絵のタッチ、あの空気感を見事に再現していたと思います。キャストの演技も素晴らしかった。
惜しむらくはやはり、1クールに収めるためにかなりのエピソードが削られていたこと。まあ、仕方がないのですが。脇役のエピソードも面白いんですけどねえ。
ちなみに僕はハル派です。
そして、個人的には春アニメは次の2作品が突出していた印象。
「かぐや様は告らせたい?」は一期以上に振り切れたギャグに大笑い。
一方で、シリアスなエピソードには引き込まれました。会長かっけえ、そりゃかぐや様もほれるわ。
「かくしごと」
「さよなら絶望先生」大好きですし、久米田先生のギャグは好きですが、そこは期待通り。テンポのいい演出もよかった。
それに加えて、父娘のエピソードのあたたかさ。毎回ほっこりしました。
そして、その父娘にまつわる謎……
最終回の展開が本当にすごくて、震えました。クライマックスには泣きました。1クールできれいにまとめられていて、素晴らしい構成でした。
Blu-ray買っちゃいましたよ。