アニメ雑感 2020夏

災禍が収束する見通しは立たず、アニメの制作現場もまだまだ大変なようです。その影響か、2020年夏期はまだ新作アニメは少ない印象でした。でも、これぐらいがアニオタとしてはらくかも……

 

 

俺ガイルこと「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」完結編。

 

僕はアニメ一期がとても好きで。Blu-rayも買いましたし、原作も買いました。今見ると作画は一昔前のアニメという印象ですが、人物の心理描写が優れていたように思います。

 

しかし、続(二期)は八幡たちの感情に、見ているこちらの感情がなんだかついていかなくて……。制作体制がまったく変わってしまったことに少なからずショックを受けていたのかもしれません。結局、なんかいまいちはまれず。

 

そして、五年越しの完結編。

 

続がそんな印象だったので、制作陣がほぼ変わらない完はあまり期待せず、どんな結末になるのかな?という程度だったのですが。

 

相変わらず自虐しながらも、奔走する八幡の気持ちが。様々なものに振り回されながらも、やさしい雪乃の願いが。そして、いろいろなものを大切にしたい結衣の切ない思いが……

 

画面からびしびし伝わってきました。毎週「ああああ!あああああ!あーー!」と叫……思いながら見ていました。

 

結末は好みではありませんでしたが(ガハマさん派)、よい作品でした。
リア充爆発しろ!

 


Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season

 

分割2クールの前半が終わったところですし、原作も未読なので結末をどうこう言えませんが。

 

それでも見どころは多かったと思います。スバルと両親とのやり取り、”ユージン”オットー、そしてついに登場する「魔女」

 

感情をがんがん揺さぶってくる。これぞリゼロ。

 

スバルが死に戻るたびに状況が全然変わり、どうすれば正解のルートにたどり着けるのか、スバルはどんな道を選択するのかまったく予想がつきませんが、後半クールが楽しみです。


しかし、最後に「彼女」から伝えられた思い。あれはスバルの足かせになってしまうように感じました。最大の武器である死に戻りを使えなくなるのでは……いや、できれば使わない方がいいのですが。

 

 

あとは、放課後ていぼう日誌、デカダンス、天晴爛漫!あたりが面白かったです。デカダンスや天晴爛漫!のような、個性的なオリジナル作品が出てきたのはいいですねえ。